福岡歯科大学医科歯科総合病院

福岡歯科大学医科歯科総合病院

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病院について

病院長メッセージ

病院長 鳥巢 浩幸

福岡歯科大学医科歯科総合病院は、「地域・社会とつなぐ」「教育・研究・臨床をつなぐ」「医科と歯科をつなぐ」「未来へとつなぐ」という理念のもと、患者さんに信頼され続ける病院を目指します。

 

口腔医学を実践する総合病院として

 

福岡歯科大学は、「口腔の健康を通じて全身の健康を守る」という「口腔医学」の重要性を全国に先駆けて提唱してきました。当院は、1973年に歯科専門病院として開設され、2005年に現在の「福岡歯科大学医科歯科総合病院」として新たにスタートしました。現在では、小児から高齢者、また障がいをお持ちの方まで、さまざまなニーズにお応えするために、12の歯科専門診療科と22の医科診療科を備えた総合病院として、幅広い診療を行っています。

 

当院には、医科・歯科の多くの専門医・認定医が在籍し、一般的な治療から高度な診療まで、医科と歯科が垣根なく連携できる環境を整えています。これにより、口腔の健康を中心としながらも、全身の健康を総合的に支える医療を実践しています。

 

 

安全・安心な医療の提供

 

当院は、医療の質向上のため、日本医療機能評価機構の認定を取得し、5年ごとの更新を継続しています。2023年には「病院機能評価 項目3rdG:Ver.2.0」の認定を受け、質の高い医療を提供する病院として評価されました。

 

当院は、災害時にも医療を継続できる免震構造を採用し、発熱外来や陰圧病床を整備することで、新興感染症にも迅速に対応できる体制を整えています。また、医科歯科一体型の電子カルテを導入し、サイバーセキュリティ対策を強化しながら、より効率的な医療の提供を目指しています。

 

 

地域医療への貢献

 

「健診センター」では、医科・歯科が連携した健康診断を行い、病気の早期発見に努めています。「訪問歯科センター」では、近郊の身体的理由により通院が難しい方に対して、歯科治療や口腔ケアなどの口腔管理を行っています。また、当院は256列マルチスライスCTや3.0T(テスラ)MRIなどを備えており、「医科放射線診断科」では、院内の診療や健診に加え、近隣医療機関からの検査・画像診断の依頼にも対応しています。

当院は介護老人保健施設や特別養護老人ホームとも連携し、地域の包括的な医療・福祉の発展に貢献しています。

 

 

未来の医療人を育てる教育機関

 

福岡歯科大学・福岡看護大学・福岡医療短期大学などと連携し、歯科医師・歯科衛生士・看護師の育成にも力を入れています。

 

当院では、共用試験合格後に「スチューデントデンティスト」の資格を得た歯学部生が、指導医の監督のもとで臨床実習を行っています。また、歯科衛生士・看護師の臨床実習も実施しており、実践的な教育を行っています。患者の皆様には、教育へのご理解・ご協力をお願い申し上げます。

 

 

これからも、より安全・安心で質の高い医療を提供し、地域に根ざした病院として発展してまいります。今後とも、皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。