障害者歯科(スペシャルニーズ歯科)
診療科について
当科に来院される方
身体障害、知的障害、発達障害、精神障害を伴う方
当科での歯科治療
一般の歯科治療内容と同等・同質の医療を提供します。高度な内容については、専門診療科と連携して治療を行います。
当科の特徴
歯科に来院するほとんどの人が歯科治療に対して何らかの「不安」を持っていると考えられ、障害者ではなおさらです。
当科では、その「不安」を軽減したり、取り除くことを第一に考えています。そして、現在のお口の中の状態や障害の程度などに合わせて、以下の様な方法をとります。
1)歯科に慣れる練習
知的障害を有するお子様の場合には、心身の「発達」に合わせたトレーニングを行い、歯科医療を受け入れてもらうように誘導します。
2)鎮静薬の使用
「不安」をできるだけ少なくし、気分を落ち着かせるために薬物を使用する精神鎮静法という方法を用いることがあります。
- ①「笑気ガス」という安全なガスを吸入する方法。
- ②「精神鎮痛薬」を血管内に注射する方法。
3)全身麻酔法
麻酔医による全身麻酔のもとで、眠っている間に歯科治療を行います。
受診について
初診受付時間 |
平 日:8:30~11:30 12:30~15:00 ※事前予約をお願いします。 092-801-0411(代) |
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お問合せ |
予約変更受付時間 13:30~16:30 |
- スタッフの紹介
- 診療の流れ
- その他の情報
教授 森田浩光
資格・所属学会 |
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講師 田﨑園子
資格・所属学会 |
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講師 天野郁子
資格・所属学会 |
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助教 尾崎 茜
資格・所属学会 |
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歯科医師 薬師寺正道
歯科医師 松尾 幸子
初診
- 紹介状はなくてもかまいません。
- 全身状態について医科主治医に問い合わせる必要がある場合、初診日からすぐに治療が始まらないことがあります。
通常の治療の進め方
トレーニング
- 歯科診療を受け入れもらえるように器具に慣れる練習をします。
特別な対応法
身体抑制
- 抑制具を用いての身体抑制は原則として行いません。
- やむを得ず身体抑制が必要と判断された場合、保護者に説明して同意を得ます。
- 最初は身体抑制をしたとしても、最終的には通常の治療ができることを目指します。
鎮静法
- 歯科が苦手という障害者の方には、恐怖心や不安を和らげるために笑気ガスを用います。
- 静脈内鎮静法を適用することも可能です。詳しくは以下をご覧ください。
患者さんに耳寄りな話・・・・「静脈内鎮静法ってどのような感じになるの?」
全身麻酔
- 全身麻酔下での歯科治療が必要と判断された場合、保護者に説明して同意を得ます。
- 血液検査、尿検査、心電図検査、胸部エックス線写真撮影を7~10日前に行います。
- 全身麻酔の前日に麻酔科医による診察があります。
- 全身麻酔下での歯科治療終了後、当日帰宅できる場合もありますが、翌日まで入院する場合もあります。
鎮静法について
歯科が苦手という障害者の方には、恐怖心や不安を和らげるために笑気吸入鎮静法を用いています。また、麻酔科と連携して静脈内鎮静法を適用することも可能です。
詳しくは以下をご覧ください。
患者さんに耳よりな話・・・「静脈内鎮静法ってどのような感じになるの?」
障害者歯科までの行き方
1患者駐車場から見た病院
2身障者用駐車場と病院入口(矢印部)
3障害者歯科待合室と入口
4障害者歯科入口
5受付
6歯磨きコーナー
身障者用駐車場から病院入口まで
患者駐車場から病院入口まで
病院入口から障害者歯科受付まで