福岡歯科大学医科歯科総合病院

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診療科のご案内

内科

循環器内科・呼吸器内科・糖尿病内科

診療科について

高血圧、糖尿病、脂質異常、肥満といった生活習慣病を原因として、心筋梗塞や脳卒中など循環器病を発症し、健康寿命が短縮します。このことから国も循環器病対策基本法を制定し、循環器病の対策として、予防や治療に力を入れています。

  我々の内科では、特定健診を含む内科一般の診療を行いながら、生活習慣病から循環器疾患を中心とした専門治療を行い、全身の健康と健康寿命の延伸を目指し診療を行っています。循環器疾患には、心筋梗塞や狭心症、不整脈、弁膜症、またこれらを原因とした急性・慢性心不全などが含まれます。心電図、脈波検査、肺機能といった生理検査から、心エコーや頸動脈エコー、下肢静脈エコーといった超音波検査、レントゲン、CT、MRIなどの画像検査も行います。虚血性心疾患に対しては、造影剤を使用した冠動脈CTも施行可能です。

循環器内科以外の専門外来としては水曜日のみですが、呼吸器内科外来と糖尿病内科外来を行っていますので、お問い合わせください。

お問い合わせ

予約 再来の場合は、原則予約制です
初診受付時間 8:30-11:30 および 12:00-15:00
電話番号

092-801-0411(代)

電話での
問合せ受付時間
14:00-17:00

内科②得能教授.jpg

教授 得能智武
(科長)

資格・所属学会
  • 日本内科学会内科認定医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本循環器学会専門医
  • 日本医師会認定産業医

教授 樗木晶子(福岡看護大学学長)


講師 京極幸子


講師 西崎晶子


患者さん中心の医療を念頭に、当科では午前と午後に、再来診療はもとより、新患診察も行っています。

以下に、主な診療の流れを示します。

  • ①病院受付で内科受診の手続きをした後、1階内科受付に外来基本カードを提出してください。
  • ②診療の順番がきましたら、担当医が表示モニターでお呼びしますので、それまで受付前の椅子にかけてお待ちください。
  • ③表示モニターで受け付け番号が表示されたら、表示された内科診察室(A01~A04のいずれか)に入って下さい。
  • ④問診等の診察後、診療上の必要に応じて、血液検査、検尿、単純X線検査、心電図検査、超音波検査、CT検査、MRI検査などの臨床検査を行います。
    検査終了後は、1階内科受付に外来基本カードを提出し、お待ちください。結果が出ましたら、表示モニターでお呼びします。
  • ⑤病歴、身体診察、臨床検査等を総合的に検討して、その日の臨床診断の内容を説明し、必要に応じて投薬、注射などを行います。
  • ⑥再来を受診する場合は、次回の予約をして診察終了です。総合受付に外来基本カードを提出し、会計を行って下さい。
  • ⑦多くの臨床検査は当日実施可能ですが、造影CT検査やMRI検査、循環器の精密検査(心臓超音波検査など)は、後日の予約が必要な場合があります。
  • ⑧通常の入院は予約で行っていますが、緊急の場合は、即日入院も可能です。

睡眠時無呼吸症候群の検査と治療

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸を繰り返すことで、高血圧や脳血管障害などの様々な合併症を起こす病気です。肥満が関係するものが大部分ですが、やせ型の方に起こることもあり、いびきや夜間の頻尿、日中の眠気を生じます。日中の眠気は作業効率の低下や居眠り運転事故にもつながります。当院では外来でスクリーニング検査を行っており、必要な方には泊まり込みでの精密検査もできます。軽症の方にはマウスピース(口腔内装置)での治療、中等症から重症(1時間当たりの無呼吸低呼吸指数が20回以上)の方には自宅で行えるCPAP療法が可能です。お気軽にご相談下さい。

成人先天性心疾患外来について

先天性心疾患は100人に1人生まれますが、心臓外科手術の進歩によりその大多数が大人になれる時代となりました。日本国内の先天性心疾患患者は、小児患者より成人患者の方が多くなっており、成人先天性心疾患(Adult congenital heart disease, ACHD)と呼びます。ACHD患者では、感染性心内膜炎(IE)の発生率が高く、重篤な病気ですが、口腔内環境の悪化がIEの一因となるため、定期的な歯科治療の重要性が再認識されています。当院では歯科と連携した診療を行います。